平成14年8月の開店以来、5年7ヶ月
アイアイの全スタッフで、毎日、書き綴るA4のノート
「ほうれんそう(報告、連絡、相談)」
お客様の声を即、反映させ、改善するのが目的で
「お客様の声」のタイトル。
朝礼に参加する人には伝達できるが、飲食店ゆえに出勤時間が別々のシフト
よって、すべての人に伝達、理解、協力、新たな提案をしてもらうべく
アルバイトの人も含め全員でノートに記入。
お客様の表情、言葉、お店の流れに注目し
自分の行動を分析、そして反省、改善策、それらをテーマに書く。
「こういう提案をしたらお客様に喜んでいただいた。」
「こういう失敗をした。次回からの解決法は…」とか
それぞれの人が、自分が休んでいた時のお店の状態、お客様の反応、
ノートを読んで理解できる。
毎日、毎日、仕事のあいまにノートを書く。
現在は、イラスト入りで提案したりと、活発に利用している。
それをたたき台として、さらにより具体的な案が導びかれたりと。
今の課題はオペレーションのよりよい効率化
厨房とホールのキャッチボール
イラスト入りでの提案
即、赤いポールをテーブルに。
その後のお客様の声を伺いながら
現在は改善策として「幸せの黄色いハタ」をテーブルに置いています。
お客様に喜んでいただけるお店作りをしたい
暗中模索、試行錯誤の毎日です。
さらに、このノートの目玉は、毎日の"新聞の切り抜き"
南日本新聞、日本経済新聞、フェリア、リビング新聞、市民の広場等から
政治、経済、経営、飲食店情報、健康等、あらゆる分野から、
つい見過ごちがちな小さな記事まで。
新聞の記事(10~20項目ぐらい)を切り取り、重要な箇所に蛍光ペンで線を引く
まず縦がA4位の大きさの項目の記事を切り取り、それを台紙として
その裏紙に大きさの違う記事を見やすく、ずらしながら整え
それぞれの記事の左側を糊付けしていく。
その台紙の左側5ミリ位に糊をつけ前日のページに貼り付けて出来上がり
(例:ノートの2ページと3ページの真ん中にに切り抜きの台紙を貼り付ける。)
1冊、書き終わる頃には、当初の5倍くらいの厚さになっている。
新聞の切り抜きを話題に議論が書き綴られることもある。
長い年月、知らず知らずの間に、いろんな知識を吸収し、
共通の情報を共有し、お互いに成長していきたい。
昨日のボクのページの最後の部分を転載します。
「……。
厨房とホールのキャッチボール。
お互いにお互いの立場を、ポジションを尊重し合い、
お互いを思いやること、
そしたら、みんなが効率もよくなり
楽(ラク)して、楽しく仕事ができるんではないでしょうか。
即、実行しましょう。
時間をかけず、お金をかけず、労力も使わず、できます。
店全体が必ず、活気付きます。
やればできる。必ず出来る。
やり続けることが"力"になります。」
アイアイの歴史を刻むこのノート
楽しい同志と共に、書き続けていきたい!
今後、100冊目、200冊目、ずっと。
その頃、お店はどんなに変わっているだろうか。
生まれ育った大好きなこの鹿児島の街で、
お客様にアイ(愛)され、地域の皆様にアイ(愛)される
"鹿児島のおいし~いラーメン!屋さん♪"でありたい!
その為には、常に味の追求、お客様に楽しんでいただける空間作り
スタッフ全員で努力していきます。