福祉施設の方を御招待しての食事会"笑顔の会"
今回ふりかえる意味も含めて,当時のノートから転載します。
平成17年8月23日
鹿児島市上福元町の社会福祉法人 善き牧者会
児童養護施設 「愛の聖母園」 63名様 御招待
今回は今までで1番多い63名様。
とても、座りきれない。
で、取引先の銀行の支店長に話したら
「銀行のテーブル、椅子を使いなさい。」とありがたい話。
長テーブル8卓、折りたたみ椅子30脚を借りてきて、ホールに設置。
これでバッチリ。ホールは狭くなったけど…。
店内は、折紙で作った花や鳥の飾りつけ。
まるでクリスマスみたいなにぎやかな店内。
11時30分、ご到着。
全スタッフでお迎え。大声で「いらっしゃいませ!」
もう、みんなニコニコ。
63杯でもラーメン単品なので、手際よくどんどん出来る。
早い、早い。次々にテーブルに運ばれる。
「みんな、おいしいですか~?」「おいしいです!」
いいですね。あの大声、本当に人の笑顔をいただく。まさに最高。
みんな笑顔で「美味しい、おいしい」と口々に言ってくれる。
小さい子供もきれいに食べてくれました。
おかわりをしたくれた子供さんが2人、
おかわりをした1人が少しだけ食べ残していると、2っ隣の席に
座っていた中学生くらいの女の子がそのドンブリをスッと取り、
残りを全部、食べてくれていました。
年上の子供が年下の子供の面倒を見る。
それが自然の流れで、あたりまえのように行動する。
なんか涙がでてきました。
子供達はほんとうに正直、言う言葉はストレートで
「おいしかった!」
帰りにお菓子とか、おもちゃのはいったかわいいバックを
1人1人に渡しました。
中身を見て、またすごくびっくりして「ありがとう!」
みんな、明るく元気で、笑顔、笑顔。
今回もたくさんの笑顔をいただきました。
スタッフも笑顔。
喜んでいただきたい、それが伝わる感動。
お別れの時、バスから身を乗り出して手を振り「ありがとう~」
毎回ですが、バスを見送る時のこみあげる感動!
涙がこぼれます。
御来店いただき、ほんとうにありがとうございました。
(これは平成17年8月23日のノートより転載したものです。)
後日、愛の聖母園の園長先生よりお手紙をいただきました。
「このたびは、思いがけない夏のサンタクロースさんの皆様の
御招待でお店のラーメンのご提供を賜り、誠にありがとう
ございました。全員でお出かけして、お店貸切でのお食事は
もちろん初めての事、子供達(もちろん職員も)が
どんなに喜んでいたかは お店の中での騒々しさで、
感じて下さった事と存じます。
お心のこもった御招待に感謝一杯でございます。
感謝と祈りを込めて 愛の聖母園 エルハルドより」
ありがたいお手紙でした。