土曜日のお楽しみ「日本経済新聞」のNIKKEIプラス1
「実践マナー塾」「お迎え3歩、お見送り7歩」
「経営破綻するお店には特徴があり
①汚くなる ②品切れが多くなる ③サービスが横柄ーだそうです。
お客様の気持ちに答えられなくなるのですから、傾くのは当然ですね。
企業にうかがった際、私が感動することの一つに、
役職の上の方が廊下に落ちている
小さなゴミを当たり前のように拾っている姿があります。
先の「3条件」は企業でも家庭でも当てはまるはずです。
サービスが横柄になりやすいのは、特に帰り際だと思います。
最後の印象(余韻効果)を大事にする努力をしてください。
余韻効果は「またその人に会いたい」と思わせ、
お付き合いが継続するきっかけになります。
第一印象は初頭効果といい、後まで支配するのでもちろん大切ですが、
最後の印象がもっと大切だということです。
先人たちは「お迎え3歩(分)、お見送り7歩(分)」と言っています。
お見送りが形ばかりになっていませんか。
ビジネスでは終わりのあいさつに本音や本心が表れるので、最後の最後まで
緊張感を継続することが肝要です。
心からお客様がいらしてくださった感謝の気持ちと、またのご来店を念じて
終わりのあいさつをすることです。
私の尊敬する方は、お別れするときに必ず名前を呼びかけます。
「岩下さん、今日もありがとうございました。」というようにです。
「岩下さん、また来月…」。
別れ際に、お客様の名前を呼びかけるのも余韻効果があると思います。」
( マナーデザイナー 岩下景子)
実践していきます。