勤労感謝の日、待会所で花番をしていた
山ちゃんが最初に気づきました。
「あっ、○太郎君!!」
山ちゃんは嬉しくて、嬉しくてすぐにハグしました。
「覚えていてくれたんだ~。」○太郎くんもすごく喜んでくれました。
するとお母さんが「来る途中に、何回も
おばちゃん、ボクのこと覚えていてくれてるかな?」って
心配そうに話していたそうです。
花番の山ちゃんとはよく話しをする機会が多く
「孫みたいにかわいい。」って。
今は、たぶん引越しして2時間ぐらいかかってアイアイに着いたそうです。
山ちゃんが「いつものお席にどうぞ!」
カウンター前の23番の2人用のテーブル席。
いつも、たまたまその時間、その席があいています。
まるで、彼とお母さんのための指定席みたいに…。
いつものように
アイアイ帽子をかぶり、アイアイタオルを首に巻いて。
スタッフの麺を湯切をする時の掛け声
「せえ~の ホィ ホィ ホィ」
一緒に大きな声で楽しそうに言っています。
ホント、嬉しそうに。
久しぶりのご来店でした。
今はスポーツ少年団で野球をしていて日曜、祭日は遠征等があり
なかなかアイアイに来れないと…。
「おじちゃんも野球してキャプテンしてたんだよ~。
近頃、準優勝したみたいだよ。」
「すごいね。」野球の話で盛り上がりました。
ボクが彼の姿を最初に見た時。
彼は、あの席で席に着くなり頭にバンダナを巻き
スタッフの掛け声に合わせて「ホィ ホィ」。
もうボクは嬉しくて
「はい、スタッフとおそろいの帽子をどうぞ!」と
小さくししてかぶしてあげると、
彼は喜びを体全体で表現してくれました。
また、さらに嬉しくなって
今度はアイアイタオルを首にかけてあげました。
そして子供さんが食べ終わった後、お母さんの許可を得て
お湯のかからない場所で厨房の”麺上げ”の様子を見せ、
ボクが後ろから彼の手を握り、一緒に「ホイx3回」
スタッフ全員の心に残る1シーンでした。
その後、彼はご来店のときは必ず、
アイアイキャップをかぶり、アイアイタオルを首に巻いて
あの23番席のテーブルにお母さんと2人で座りで
スタッフと共に
「せ~の ホィ ホィ ホィ」と掛け声をかけています。
あったかい雰囲気が流れます。 .