明太子製造販売のふくや社長"川原正孝"氏
南日本新聞の切り抜きより
引き揚げた当時、周囲には大きなお店。規模では勝てない。
「値引合戦はやめる。大きな店ではできない、金のかからない
サービスをやる。」母は店に買物に来た人にお茶を出す
サービスを始めた。縁起を担ぐ水商売のお客さんには茶柱が
立つようにお茶を入れた。サービスが功を奏し店は繁盛した。
どんどん味の改良をしていった。
接客のアンケートで、社員の受け答えがいいと答えたお客様は
「味がいい、値段は普通」と答えた。
一方、社員の受け答えが悪いと答えたお客様は
「味はいいかの問いに普通、値段は高い」
接客で味や値段の印象が変わると知った。
ちょっとした心遣いで値段以上の付加価値がうまれる。
この言葉、大事にしたいです。
今の当店にすごく似ている環境を感じます。
当店の周りも上場企業の外食チェーンも多数存在、老舗のラーメン屋さん
新規出店のお店などあり厳しい環境にあります。
自分達にできることは何か、今、できることをしていく。
当店の個性をどうして出していくか、どういうふうにしてお客様の笑顔に
つなげていくかを探っていきます。
美味しいラーメン作り。日々、研究努力し味の改善していきます。
心のこもった接客。楽しんでもらえる食の空間作り。
"ふくや"の心、すごく勉強になります。
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